島国🇯🇵と島国🇬🇧
海外に行くことなんて滅多にないので今日はイギリスから記事を更新しようと思います。
建築の話は少し置いておいて、思ったことをつらつらと書きます。
流石ロンドン、世界中から様々な人種が集まっている。
日本にいると周りには日本の文化で育った日本人しかいないので、共通の価値観から『言わなくても分かる』といった具合で衝突を知らず知らずのうちに回避できている。
一転海外は日本と違って、周りを見渡しても共通の文化を持った人がおらず、驚きの連続。日本を出てたった数日で一気に自分の世界が広がった。
様々な文化が混同しているため各々に高い寛容力があり、多様性というものを口先だけでなく行動で体現している。
『こうあるべきだよね』という常識はそこには一切なく、その時々で各々が柔軟にリアクションしている。
それは会話の相槌にも表れていて、『いいね』や『面白いね』などポジティブなものが基本。
否定的な会話がほとんど見受けられない。これは英語の良いところでもある。
『あなたはそういう感じね』とまず受け入れる。そこから先は個人の価値観で咀嚼されていく。
まずここが日本との大きな違い。
それと、みんなが自分に正直に生きている印象が強い。日本だと自己中心的と言われて煙たがられてしまいがちだが、イギリスでは実際そんなことにはなっていない。みんなとても優しいし居心地がとても良い。
互助の文化が根付いている。異国の人同士、困ったときはお互い様といった感じで昔から助け合ってきたのだろう。
自己中心的と言えば聞こえは悪いが、各々が自分の価値観で動いていて、各々が他人の価値観を受け入れているからこそ成り立つ居心地の良さだ。
あと、意味のないルールがない。(マスクをするとか)
意味のないルールがないからこそ定められたルールはみんな守っている。
といった感じでとにかく僕にとってはかなり居心地の良い合理主義文化であり、且つ、非合理なgiveの精神もあり、世界の大きさを目の当たりにした1週間でした。
これからも定期的に日本の外に出て異文化に触れ、自分をアップデートしていきたいと思います。
現場からは以上です。
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