機能性とかコストで勝負してたら本当にヤバい

他業界のことは分かりませんが、僕が今所属している建築業界においては機能性とかコストパフォーマンスとかで勝負してたら間違いなく死ぬと思っています。まだ数年は大丈夫でしょうけど、秒読み状態です。

機能性で勝負する=超大手企業に真っ向から勝負する、ってことになる。機能性なんて資本力がものを言う世界線なわけで、超大手企業の前では無力です。AmazonやNetflixが各市場を機能性で圧倒し始めているように。
コストパフォーマンスもそうですよね。いくら自社のコストパフォーマンスを高めようとやっぱり超大手の資本力の前では無力。

僕のような弱小最下層が生き残るにはここを戦場にしちゃもちろんダメで、勝てる戦場を探さなくてはいけない。
勝てる戦場とは、『地元コミュニティ』です。
地元コミュニティで他社を寄せつけずに圧倒的独占を手にするには後にも先にも『意味』と『人』です。ココはどこの業界も共通してるところではないでしょうか。サービスのクオリティとコストで差別化ができないのならお客様は何で選ぶのか、『意味』と『人』しかありません。

これから僕が生き残っていくのに大切にしなくてはならないポイントは2つで、
①目的と理由が明確になっている『意味』のあるサービスをする。
②自ら会社のストーリーテラーとなって、会社はもちろん『人』としても地元の人たちにファンになってもらう。


必要な物が全て出揃ってしまった現代でビジネスを成功させるにはプラスアルファの意味付けが必要なのは間違いない。現に可処分所得が多い人たちはTOYOTAではなくベンツを、無印のトートバッグではなくヴィトンを選ぶ。これらを選んでいる人たちに共通しているのは『そのブランドの意味』を買っているということ。
だって機能性とコスパだったらTOYOTAの車だって無印のトートバッグだって負けてないですよね。
もうそこでしか差別化できないところまでクオリティとコストパフォーマンスのコモディティ化は進んでしまっている状況です。

それと、ファンはクオリティやコストで他社に流れません。ここが顧客とファンの明確な違いであり、ファンを獲得しなきゃいけない理由です。
クオリティはもちろん、人として一人一人のお客様に愛される活動をする。これは社員数千人の大規模な会社にとって簡単なことではありません。小規模な会社だからこそブレない理念の確立と社員への理念浸透が可能なのです。

そんなこんなでこれからも地元コミュニティをターゲットに活動を行い、サービスの目的と理由をさらに研ぎ澄ませ、ひとりの人として立派に成長できるよう精進いたします。


現場からは以上です⚒



追伸、タイルの歴史。
語源は『被覆する』という意味。
トルコブルーの宝石💎を真似て作られたのが始まりで世界最古のタイルは紀元前3000年のエジプトピラミッド🇪🇬で使われたもの。トルコブルーは空と海の色に通じるとして魔除けの意味合いを持っていた。日本に初めて上陸したのは6世紀(聖徳太子、仏教)。


株式会社 良元興業(埼玉県朝霞市)ータイル工事・DIY・外構工事・庭リフォーム・バリアフリーー

株式会社良元興業です。タイル工事・外構工事などでお家やお庭をリフォームして、快適な暮らしを提供したい! 材料発注からデザイン・施工法の相談まで、DIYのサポートも致します!

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